「このままじゃマズイ」と思いながらも、デスクに向かう日々を送っていた私。仕事を辞めて自由な時間ができたとき、真っ先に始めたのがスポーツジムでの運動でした。わずか数週間で体重1kg減、体脂肪率1.5%減という数字以上に、体調の変化を実感しています。今回は、運動不足だった私がどうやってジム習慣を身につけ、何を感じたかをお話しします。
目次
- デスクワークで固まった体と心
- 最初の一歩は軽めのウェイトから
- 段階的に負荷を上げていった3週間
- 数字とメンタルの変化
- YouTubeで見た言葉が胸に刺さった理由
- 40代だからこそ、今やらないと
- まとめ
デスクワークで固まった体と心
以前の私は、朝から晩までデスクワークばかり。トイレ以外ではほとんど席を立つことすらありませんでした。肩はガチガチ、腰は重く、階段を上るだけで息が切れる。それでも「仕事だから仕方ない」と自分に言い聞かせていたんです。体重は標準の範囲内でしたが、自分的に適正だと思う体重よりも2kgも増えていて、鏡を見るたびにモヤモヤしていました。
仕事を辞めることが決まったとき、「今度こそ体を動かそう」と心に決めました。このまま40代を迎えて筋力が落ちていくのは怖かったんです。
最初の一歩は軽めのウェイトから
ジムに入会したものの、何から始めればいいかわからない。いきなり頑張りすぎて挫折するのも嫌でした。そこで最初の1週間は、軽めのウェイトトレーニングだけに絞ることにしたんです。
マシンの使い方をスタッフさんに教えてもらいながら、胸、背中、腕を中心に。重量は「ちょっと物足りないかな」と思うくらいに設定しました。それでも翌日は筋肉痛。久しぶりに体を使った証拠でした。
段階的に負荷を上げていった3週間
1週間経って体が慣れてきたので、2週目は少し負荷を強くして、さらに10分程度の水泳を追加しました。水中で体を動かすのは想像以上に気持ちよくて、肩や腰のこわばりがほぐれていくのを感じました。
3週目には、足のウェイトトレーニングの代わりにランニングマシンで15分間ジョギングを取り入れました。最初は息が続かなくて「本当に大丈夫かな」と不安でしたが、少しずつペースをつかんでいきました。
この「段階的に増やす」という方法が、私には合っていたと思います。無理せず、でも確実に前に進んでいる実感がありました。
数字とメンタルの変化
トレーニングと同時に、間食にも気をつけるようにしました。お菓子を食べたくなったら、プロテインを飲む。そんな小さな工夫の積み重ねです。
その結果、体重は1kg減、体脂肪率も1.5%減となりました。数字としては大きくないかもしれませんが、体が軽くなった感覚は明らかでした。朝起きたときのだるさが消え、一日中エネルギーが続くようになったんです。
何より驚いたのは、メンタル面の変化でした。仕事を辞めてから体調はすこぶる快調で、「あの頃の疲労感は何だったんだろう」と思うほどです。
YouTubeで見た言葉が胸に刺さった理由
ある日、ボディービルで活躍している人のYouTubeを見ていたら、「筋肉には仕事は悪い。今すぐ仕事辞めてください」という言葉が飛び込んできました。半分冗談めいた表現だとわかっていても、「本当にその通りだ」と思わず頷いてしまいました。
もちろん、誰もが仕事を辞められるわけではありません。でも、私の場合は仕事のストレスと運動不足が、確実に体を蝕んでいたんです。今は自由な時間があるからこそ、体のメンテナンスに集中できる。この環境に感謝しています。
40代だからこそ、今やらないと
40代になると、筋力の低下が早くなると聞いていました。実際にジムで体を動かしてみて、「今やっておかないと、一気に動く気すらなくなるような体になりそう」という危機感を覚えました。
健康な生活は、本当に大事です。特にこれからの人生を考えたとき、自分の足で歩き、好きなことを楽しめる体でいたい。そのための投資として、今の運動習慣は絶対に続けようと思っています。
まとめ
私がジム通いを通じて得た学びを、以下にまとめます。
- 無理せず段階的に:最初から頑張りすぎず、軽い負荷から始めたことで挫折せずに続けられました
- 仕事のストレスは思った以上に大きい:退職後の体調の良さが、いかに働いていた頃に負担がかかっていたかを教えてくれました
- 40代は体づくりの分岐点:今動かないと、この先もっと動けなくなる。その危機感が私の原動力です
- 数字だけじゃない変化:体重や体脂肪率の変化も嬉しいですが、朝の目覚めや日中のエネルギーレベルの変化の方が大きな喜びでした
- 自分に合った方法を見つける:ウェイト、水泳、ジョギングと試しながら、自分が続けられるメニューを見つけられました
同じように悩んでいる人へ
デスクワークで体が固まっている、運動する時間がない、そんな悩みを抱えているあなた。私も同じでした。でも、小さな一歩を踏み出すだけで、体は確実に応えてくれます。あなたも、自分のペースで始めてみませんか?